フランス暴動、現在の治安は?なぜ移民が暴徒化?原因、場所、地図まとめ【画像】

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フランスでは、6月27日から暴動が起き、治安がかなり悪化しています。

パリ郊外のナンテールで事件が起こり、抗議デモから移民の暴動へ、そしてフランス全土に広がり、国境を超えて、ベルギー、スイスにまで広がっています。

暴徒が車や建物に放火し、商店を破壊・略奪、警官隊と衝突しています。

フランス史上最悪な暴動になりそうです。

現在の治安、暴動の原因、地図、動画等、情報をまとめましたので、ご覧ください。

フランス暴動 現在の治安

7月2日に外務省が注意喚起情報を出しました。

現在大変危険な状態であると思われます。渡航は控えた方がよいでしょう。

暴動の様子は、下の項目で動画を紹介していますので、ご確認ください。

「フランス国内における暴動についての注意喚起」2023年07月02日外務省発表

1. 6月27日にパリ郊外ナンテ―ル市で発生した警察官による少年の射殺事件をきっかけにフランス各地で暴動が発生しており、今後事態が更に悪化する可能性もあります。

2. 報道によれば、これまでに暴徒による住宅、公共施設(市庁舎、警察署等)、自動車、公共バスや路面電車への放火、商業施設等における略奪、警察との衝突等が発生しています。暴徒が警察に銃を発砲したとの報道もあり、また暴動の鎮圧のために警察が催涙ガスを使用する場合もあります。騒動が起きている場所からは速やかに離れるようにしてください。

3. 複数の地域において夜間外出禁止令が発出されており、今後他の自治体でも夜間外出禁止令等の規制が導入される可能性があります。また、公共交通機関の運行制限も生じています。滞在中の自治体、公共交通機関のウェブサイトや公式SNS等を通じて発表される情報にも注意するようにしてください。

4. 今後暴動が拡大する可能性がありますので、在留邦人及び渡航者の皆様は、 思わぬ被害に巻き込まれることのないよう、報道や滞在先の自治体等から最新の情報を入手するとともに、騒動が生じている場所や人が多く集まっている場所には近づかないようにしてください。また、暴動が発生している地域に滞在中の方は、特に夜間の外出は控えてください。

外務省・海外安全ホームページ

フランス暴動 拡大の流れ

  • 6月27日 ナンテールで、警官が少年を射殺、それを受けフランス国内各地で抗議デモが起きる
  • 27日と28日の夜には複数の都市で暴動が起き、車や建物が被害を受ける
  • 29日午後9時からバスと路面電車の運行が停止、郊外の一部地域で夜間外出禁止令が出る
  • マルセイユ、リール、トゥール、フランス全土に拡大
  • フランス全土に約4万5千人の警官が配備されている
  • ベルギー、スイスにも拡大
  • 7月1日 亡くなったナヘルさんの葬儀が執り行われる
  • 7月3日現在、拘束者は3000人以上、18歳以下の若者が中心と言われている
  • 沈静化に向かいつつある

フランス暴動 地図

始まりは、パリの郊外のナンテール。移民が多く住む街のようです。

今では、フランス全土に広がり、ベルギー、スイスにまで拡大しています。

ヨーロッパは陸続きなので、すぐ国境を越えられます。

フランス暴動 原因

17歳のアフリカ系の少年が警官に射殺されたのがきっかけです。

少年は、北アフリカ系、ナへル・Mさん、17歳、射殺され死亡。

銃を発砲した警官は6月29日、殺人罪で訴追されています。

フランス・パリ郊外ナンテールで27日、交通検問中の警察官が車の停止命令に応じなかった少年(17)を射殺したことへの怒りの抗議は3夜目となる29日夜も続いた。一部は車や建物に火を付けるなど暴動と化し、警察は29日夜から30日未明にかけ、875人を拘束した。フランスメディアが伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6468054

少年の母親がデモを煽動

「アラブ系の顔だから」 警官に射殺されたと17歳少年の母が主張し、デモ隊を率いています。

そして、事件の3日後には、デモ用のTシャツをみんなで着ています。

日本人の感覚では理解不能です。

「アラブ系の顔だから」 警官に射殺された17歳少年の母主張 仏
【6月30日AFP】フランス・パリ郊外で交通取り締まりで停止命令に従わなかった17歳少年、ナエル・Mさんが警察官に射殺された事件で、母親が事件後初のインタビューに応じ、事件は人種差別に基づいたものだと主張した。

フランス暴動 現地の様子

抗議デモが暴動になり、もうこれは内戦です。

組織的に、武器、弾薬、暴徒を送り込んでいる勢力がいます。

破壊、略奪、放火が大規模に、くり返し行われ、被害が拡大しています。

フランス現地のみなさん大丈夫なんでしょうか?

ここはシリアでもイラクでもアフガニスタンでもない。ここは人口の 9% が都市全体を崩壊させたフランスです。
CNN と BBC は今どこにありますか?

フランス暴動 破壊と略奪

デモ抗議とは関係のない、暴力行為、略奪行為が横行しています。

初めは差別反対のデモ、今ではただの略奪と不満解消のための暴動になってしまっています。

フランスのナショナリストは街頭に出て暴徒に立ち向かい、野球のバットで彼らを殴った。

フランス暴動 その時、マクロンは?

そのとき、フランス大統領マクロンは、エルトン・ジョンのコンサートを楽しんでいたそうです。

西欧諸国の移民問題

ヨーロッパ、アメリカでは、移民を受けいてきました。国境で抑えることはできず、今では不法移民がどんどん流入してきて、治安の悪化を招いています。

「人種差別だー」という左翼活動家たちが、国境を開き、移民受け入れを推進しています。

どの国も、移民を大量に受け入れた結果、犯罪率の上昇、国家予算逼迫、文化破壊が進んでいます。

最近は、移民を抑制する政策に転換する国が増えてきました。

フランス暴動 フランス版BLM

パリを覆う反差別デモと大暴動――フランス版BLMはなぜ生まれたか(六辻彰二) - 個人 - Yahoo!ニュース
フランスでは17歳のアラブ系の少年が警官に銃殺されたことをきっかけに、全土で抗議デモと暴動が拡大している。その背景には、警察の発砲による死者の多くがアラブ系や黒人であることへの不信感だけでなく、経済的

人種差別に反対するデモから、暴徒化。アメリカのBLMと類似しています。

まず、デモ活動が起こり、人種差別反対の左翼活動家が加わり暴徒化、これがアメリカBLMの流れ。

そして今回は、フランスでは、アフリカ系少年の射殺ということで、移民が参加し、暴徒化、激しい暴動、略奪行為を行なっています。

https://twitter.com/kakuyokusyugi/status/1674996867833397250?s=61&t=aTqn8-i79KYE7NuJr-qT0g

まとめ

フランスはいつもデモしているイメージがありますが、今回は特にひどい状況です。

しばらく渡航は控えた方がよいでしょう。

ヨーロッパでは移民問題はどこの国も頭を痛めています。最近は移民を抑制する政策に舵を切る国が増えてきました。

そんな中、日本では、岸田首相が、移民政策を推し進めると言っています。

このフランス暴動をきっかけに、日本も移民政策を考え直すべきですね。

明日は我が身、日本のみなさん、よく考えましょう。

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