4月14日に東京・新宿にオープンした東急歌舞伎町タワー。そのジェンダーレストイレが物議をかもしています。
「ジェンダーレストイレ」として「男性専用トイレ」と「誰でもトイレ・多目的トイレ」しかなく、
女性専用トイレが設置されていないそうです。
なんで女子トイレがない?おじさんと同じフロアに入るのは怖い、性犯罪を助長するようなもの、とTwitterが炎上していましたので、海外の様子と、日本のジェンダーレストイレの問題点を解説します。
西欧諸国で始まったジェンダーレストイレ
海外では、オールジェンダー、ジェンダーニュートラル、ジェンダーフリーと呼ばれています。
現在では、アメリカをはじめ、西欧諸国で広く普及しています。
もともとの発端は、トランスジェンダーの人々を差別被害から救うためのものでした。
トランスジェンダーが社会的、宗教的に受け入れられなかった時代に、西欧諸国では、公衆トイレの使用を禁止されるなどの嫌がらせを受けていました。
2000年代ごろから、フェミニズム、反人種差別団体が声を上げ、ジェンダーレストイレが広がりました。
しかし、防犯の観点などから、西欧でも反対の意見は多くあり、イギリスでは廃止の方向です。
イギリスではジェンダーレストイレを廃止、男女別を復活
イギリスでは、いったんは、ジェンダーレストイレを普及させたのですが、結局もとの男女別のトイレの設置に戻すようです。
記事によると男女共用にしたために、女性の利用が困難になっていると。
そりゃそうですよね。
ちょっと考えればわかること。
当事者の意見はどこに?
ゲイのカマたくさんは必要性を感じていない
ABEMAの番組での、パックンとカマたくさんのやりとりが話題になりました。
ゲイ当事者であるカマたくさんは、ジェンダーレストイレの必要性に疑問を投げかけました。
パックンは、自分の知人の話を例に挙げて、男性用、女性用のどちらかを選ぶことに窮屈さを感じているから、ジェンダーレストイレは必要だ主張しました。
答えているようで、答えていない、、、もやもやが残る回答です。
LGBT法案必要なしと、当事者から要請書
日本政府は今、5月19日のG7広島サミットまでにLGBT法案を成立させようと急いでいます。
そこに関係者団体が、拙速な法案審議を避けるよう岸田首相に求める要請書を送ったそうです。
記者会見での当事者の意見はこちら。
理解増進法案を制定する必要性に関して性別不合当事者の会の森永弥沙氏は、「(立法の)理由はない。女性として普通に働いている」と述べ、
同会の美山みどり氏も「医療機関や金融機関、行政などで一切差別を感じたことはない。本当の(LGBT)当事者の声を聞いてほしい」と訴えた。
当事者の主張は、立法不要、公的機関で差別を一切感じたことはないというものです。
ここでも、また当事者の意見とは関係ないところで、国が動いているようです。
みんなの意見
性犯罪の危険が高まる可能性
同じフロアに男性も女性も入れる場合に、女性が性犯罪にあう危険性があるということは容易に想像できます。
こどもの場合はどうでしょう?女の子をひとりで、このトイレに行かせられますか?
犯罪の温床になるという意見がほとんどです。
ジェンダーレストイレを作るのは構いませんが、女子トイレをなくす意味がわかりません。
多目的トイレでいいのでは
日本の公共施設、大型店舗では、男女別トイレの他に、多目的トイレが設置されています。
障害のある方、親子が、主にこの多目的トイレを使っています。
どうしても男女別のトイレは嫌だというのであれば、多目的トイレで良いのではないのでしょうか?
数が足りないなら、増やせば良いだけです。
差別が少ない日本では、必要ないと思う
日本はもともと、多様性を受け入れる寛大な社会です。
海外では差別されてひどい目にあったかもしれませんが、日本ではほとんど起きていないのが実情ではないでしょうか?
日本では、トランスジェンダーのテレビタレントは、人気があります。
カミングアウトしていなくても、なんとなくわかった場合は、そこはみんな忖度して、上手に付き合っています。
しかし、もともと差別のない日本で必要だったのか疑問です。
LGBT政策を進める理由
日本政府は、日本に必要だからLGBT政策を進めているわけではありません。
米国バイデン政権や、国連のSDGsに従っているだけです。(SDGsが流行っているのは日本だけです)
だから議論が煮詰まっていなくても、進んでしまうんです。
じゃあなぜ企業はなぜこんなお金のかかることを採用するのでしょうか?
SDGs推しによくある意識高い系のキレイゴト好きな企業か、大人の事情があるのでしょう。
ABEMAの放送を終えた後の、カマたくさんの感想がこちら!
当事者は置いてけぼり、何のためにやってる?誰か儲かってる?
秀逸なトークを是非ご覧ください!
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